数ある京都の老舗宿の中でも、作家・川端康成も愛した風情ある旅館がここ、1818年創業の「柊屋(ひいらぎや)」。場所は、活気溢れる中心地ながら、京都らしい昔ながらの趣を残した麩屋町通沿い。玄関をくぐると、時の流れがふと、いつもよりゆったりとしたペースに切り替わるのが感じられるはず。 全28室の客室は、深みある木材の温かみが溢れる数寄屋造りの旧館と、和の心意気は保ちつつも現代的な明るさを備えた新館に分けられています。書院造りの広々とした旧館の角部屋から、木漏れ日と庭の緑を楽しむも良し。新館の和モダンな空間でガラス越しに坪庭を眺めながらまったりするも良し。夜の京風懐石料理は、新鮮な食材だけでなく、器もひとつひとつ吟味しながら旬を味わってほしいところ。そして朝は、京都ならではのデリケートな湯豆腐に舌鼓。木工芸の人間国宝である中川清司氏が手がけた器で召し上がれ。 また、京都の老舗というと、旅館でも料亭でも少々敷居が高いようで怖気づいてしまうという人も、柊屋においてはそんな心配は無用。高級ホテル同等の品格あるサービスは、本格派の老舗ならでは。初訪問のゲストに対しても、さり気なくも行き届いた心配りで、ほっと安心してくつろげる時間を提供してくれます。玄関に掲げられた額の「来者如帰」(来る者帰るが如し)の言葉を体現すべく、訪れる人が我が家に戻ったかのようにゆったりできる空間とおもてなしを心がけているのです。(出典:ミシュランガイド) Hiiragiya, which was founded in 1818, is one of the many long-established inns in Kyoto, and is loved by author Yasunari Kawabata. The location is along Fuyacho-dori, which retains the old-fashioned atmosphere of Kyoto in the center of the city. Once you pass through the entrance, you will feel the flow of time suddenly switching to a slower pace than usual. The 28 guest rooms are divided into the old sukiya-zukuri building, which is filled with the warmth of deep wood, and the new building, which maintains a Japanese spirit while still being modern and bright. You can also enjoy the sunlight filtering through the trees and the greenery of the garden from the corner room of the spacious Shoin-zukuri old building. You can relax while looking at the courtyard through the glass in the modern Japanese space of the new building. Kyoto-style kaiseki cuisine at night is a place where you can enjoy not only the freshest ingredients, but also the season by carefully examining each tableware. And in the morning, savor Kyoto's delicate yudofu (boiled tofu). Enjoy your meal in a vessel designed by Mr. Seiji Nakagawa, a Living National Treasure of wood crafts. Also, if you think long-established restaurants in Kyoto may seem a little intimidating to you, whether it's a ryokan or a restaurant, you don't have to worry about that at Hiiragiya. The dignified service equivalent to that of a luxury hotel is unique to an authentic long-established store. Even for guests who are visiting for the first time, they provide a relaxing and relaxing time with a casual yet thoughtful consideration. In order to embody the words "raisha nyoki" (as if a visitor returns home) on the plaque hung at the entrance, we are trying to create a space and hospitality where visitors can feel as if they have returned to their own home. (Source: Michelin Guide)
ご近所さんに誘っていただき初の宿泊。
玄関を一歩踏み入れると、もうそこは別世界。
香が漂い、打ち水された石畳、水盤に緑、涼しく快適な空間。
敷居が高いと思っていたが、心地よい接客が緊張を解きほぐしてくれる。
玄関に掲げられた額には「来者如帰」と書かれた額。我が家に帰ったようにくつろいでいただくとの意。
Make yourself at home.
明治初期に建てられた旧館のクラシックなお部屋に案内され、聞けば、三島由紀夫氏、最後の家族旅行で宿泊したお部屋とのこと。
年季は入っているが、100年を超えて美しく維持されている。
景観重要建造物、歴史的意匠建造物、京都を彩る建物第11号指定
そして、ここは温泉ではない。
旅館には泊まるのは温泉が必須とかねがね思っていたが、部屋の湯船は到着時にすでに湯が張られ、準備されていた。
まずはお風呂と、入ってびっくり、優しい湯ざわりで、よく温まる。
これも聞けば道理で、水道水ではなく汲み上げた地下水とのこと。
良くある循環式温泉を遥かに凌駕する冷泉である。
温泉と同じく成分分析が見てみたい。
食事は言わずもがな。
柊屋さん、もうパラドール的オーベルジュである。
時間もかなりフレキシブルなようだ。朝食は9時からもok。アウトは11時と余裕があるのも流石。
やっぱり死ぬまでに御三家を巡らないといけないなぁと…
日本の伝統文化を守ってくれる希少な旅館を支援するためにも
全28室の客室は、深みある木材の温かみが溢れる数寄屋造りの旧館と、和の心意気は保ちつつも現代的な明るさを備えた新館に分けられています。書院造りの広々とした旧館の角部屋から、木漏れ日と庭の緑を楽しむも良し。新館の和モダンな空間でガラス越しに坪庭を眺めながらまったりするも良し。夜の京風懐石料理は、新鮮な食材だけでなく、器もひとつひとつ吟味しながら旬を味わってほしいところ。そして朝は、京都ならではのデリケートな湯豆腐に舌鼓。木工芸の人間国宝である中川清司氏が手がけた器で召し上がれ。
また、京都の老舗というと、旅館でも料亭でも少々敷居が高いようで怖気づいてしまうという人も、柊屋においてはそんな心配は無用。高級ホテル同等の品格あるサービスは、本格派の老舗ならでは。初訪問のゲストに対しても、さり気なくも行き届いた心配りで、ほっと安心してくつろげる時間を提供してくれます。玄関に掲げられた額の「来者如帰」(来る者帰るが如し)の言葉を体現すべく、訪れる人が我が家に戻ったかのようにゆったりできる空間とおもてなしを心がけているのです。(出典:ミシュランガイド)
Hiiragiya, which was founded in 1818, is one of the many long-established inns in Kyoto, and is loved by author Yasunari Kawabata. The location is along Fuyacho-dori, which retains the old-fashioned atmosphere of Kyoto in the center of the city. Once you pass through the entrance, you will feel the flow of time suddenly switching to a slower pace than usual.
The 28 guest rooms are divided into the old sukiya-zukuri building, which is filled with the warmth of deep wood, and the new building, which maintains a Japanese spirit while still being modern and bright. You can also enjoy the sunlight filtering through the trees and the greenery of the garden from the corner room of the spacious Shoin-zukuri old building. You can relax while looking at the courtyard through the glass in the modern Japanese space of the new building. Kyoto-style kaiseki cuisine at night is a place where you can enjoy not only the freshest ingredients, but also the season by carefully examining each tableware. And in the morning, savor Kyoto's delicate yudofu (boiled tofu). Enjoy your meal in a vessel designed by Mr. Seiji Nakagawa, a Living National Treasure of wood crafts.
Also, if you think long-established restaurants in Kyoto may seem a little intimidating to you, whether it's a ryokan or a restaurant, you don't have to worry about that at Hiiragiya. The dignified service equivalent to that of a luxury hotel is unique to an authentic long-established store. Even for guests who are visiting for the first time, they provide a relaxing and relaxing time with a casual yet thoughtful consideration. In order to embody the words "raisha nyoki" (as if a visitor returns home) on the plaque hung at the entrance, we are trying to create a space and hospitality where visitors can feel as if they have returned to their own home. (Source: Michelin Guide)
また泊まりに行きたいです。
本館と新館があり、当方は本館に宿泊。
到着すると、檜風呂に並々とお湯がはられていますが、お湯加減が絶妙に素晴らしい。数時間たっても、お湯が全く冷めません。
お料理の懐石ですが、こらも素晴らしく凝っています。特に感動したのが八寸で、器も美しかったです。到着からお見送りまで、おもてなしが完璧でした。
ただ、このような場所に行くには、やや高い授業料が必要かと思います。コスパや不具合をどうこう言わないで、気前よく支払う気持ちが、多少は必要…。
創業以来、「来者如歸(らいしゃにょき)」ー(我が家に帰ってきたように寛いでいただきますように)のおもてなしの心を大切にして、各界の著名人に愛され定宿とされてきた京都を代表する旅館です。
料理は、季節の行事と共に一品毎に旬の食材や器にもこだわった京会席をいただきました。自然とのかかわりを大切にした和の空間を2泊で楽しむことが出来ました。
やはり京都のお宿の中でも、ここと美山荘は別格だと思います。
感謝.....。
No,1
何度も京都を訪れつつも、まだ早いと遠慮していた柊家さんに伺うことができました。なんとなく、ある程度の年齢と経験を積まないと失礼な気がしていました。今回思いきって伺いました。
京都の老舗御三家の名の通りの佇まい。玄関は綺麗に打ち水され、紫陽花が生けられていました。
京都の老舗は一見さんには少し距離感のある対応かなと思いきや、女将を筆頭に、番頭さんも仲居さんも皆さんとてもフレンドリー。何だか前から来ている気持ちにさせてくれました。
朝夕とも部屋食にしてもらい、旅館のゆったりとした一時を楽しみました。
300年以上経過した建物なので、やはり古さを感じるところはあります。クラシカルなデザインや復刻版ではなく、本物のクラシックだからやり過ぎないところが老舗としての哲学を感じました。
それなりにいいお値段ですが、また来たいと思いました。日本の良さを改めて感じさせていただける素晴らしい旅となりました。ありがとうございました。
部屋風呂もとても素敵。
もちろん料理も宿の皆様も本当に素敵過ぎました。
機会があればまた伺いたいです。