横浜市立永野小学校

永野小学校＝永野城址(永野小学校およびその周辺)

関東管領上杉家の筆頭４家の一つ、宅間上杉家本拠地跡。
永野城址は永野小学校周辺一帯、その横の緑地保存帯になってる公園の中には若干切岸ぽい崖地と腰曲輪っぽい削平地が現存するが、神奈川県と横浜市の教育委員会がしっかり管理も調査もせず昭和40年代に開発されてしまって城跡かどうかの確証もない。
ちなみに横浜市港南区港南台を含めたこの一帯は旧地名を日野(火野)といい奈良時代から重要な踏鞴(たたら)製鉄での軍事兵器補給拠点だったようだ。
近代でも隣接する港南区上大岡地区では劣化石炭の亜炭が採掘されていた。
その軍事力確保の為に本拠地として港南区の永谷が機能していたものと推測される。
また同地は早くから開拓された結果、水田もあり、鎌倉幕府に詰めて職務を務める際の食料補給地の役割も果していたと推測される。

永野城→上杉家の生活拠点と軍事物資・生活物資補給拠点。
榎下城→上杉家の鎌倉内乱勃発地の大本営。

このような役割分担がなされていたようである。
教育委員会無知ぶりにより、多くの史跡が神奈川では失われている。

普通