馬入峠堡塁跡

天栄村と郡山市の境で、予備知識がなければ単なる何の変哲もない峠道の途中としか思えない。
ココを見て楽しいと思う人は、よっぽどの歴史好きなんだろうなと…
ただ、ここまでの峠道は、狭いながらもよく整備されていて、車でゆっくり走るのには良かったし、天気の良い時であれば歩いても楽しかろうなとは思っています。
なお、携帯は圏外でした。

慶長5年(1600年)上杉景勝によって築かれたとされます。

今は草などが生い茂り、少し見づらくなっていました。
峠の頂上、天栄と郡山の境にありました。
看板と柱ぐらいしかないような気がしました。
私は天栄側から来ましたが、道中はクルマ一台分の道幅しかない所もあります。
自分が通った時は誰ともすれ違わなかったです。

堡塁跡がしっかり残っています。上杉家が対徳川で構築。戊辰戦争時に会津藩が再整備したとか。

あまり整備されていませんが、形状は確認できます。
立ち木で見通せないので、草を踏み分けて入らないといけません。
遺跡とは関係ありませんが、ここまで来るのにすれ違いのできない、狭い道を通ってくるのは一苦労でした。

防塁跡です。土塁、空堀が良く残っています。

道が、馬車の時代そのままの細さの為、運転の自信のない方はやめたほうが良いです。

明瞭な遺構が残っている！