早稲田松竹

いわゆる名画座的な位置づけになっている単館の映画館です。

〇アクセス
JR、メトロ「高田馬場」駅から徒歩で5分ほど。まっすぐの道で迷うことはないです。

〇作品ラインナップ
おおよそ常に2本の作品が上映されています。
クラシックな名作から、少し前であれば直近半年くらいの作品がかかることもあります。

いつもあるテーマに沿って（監督や俳優、題材）ラインナップが組まれており、両方鑑賞すること自体に意味があります。

＞監督の過去作を見てみたい
＞1つは好きな映画だから、ついでにもう一方も観てみよう

というように、映画が好きな層にも、ここから掘り下げていきたいという層にも受けのいい選出だと思います。

〇料金
1300円で2本分の鑑賞ができます。
その他にも特別工業料金、レイトショーなどプログラムが組まれていてさらに安かったりします。
座席は指定席です。

〇スクリーン、設備
スクリーンは1つだけ。
それでもミニシアター系のと比べて劣ることもなく、結構スクリーンは大きめです。
傾斜はシネコンなんかに比べれば緩やかなのでちょっと前の方が気になることもあるかもしれません。
座席は十分なスペース。音もいい感じです。

チラシコーナーや作品・監督の解説、自動販売機もあります。

ちょうど学生のころ、まだ自由席だった時によく利用していました。
大学の前に1本見て、授業が終わってから2本目など、安く普段見れない映画に触れる機会をくれた映画館です。

フェデリコ・フェリーニ、ベルナルド・ベルトルッチ、イングマール・ベルイマンなどの巨匠たちの作品。
やはりスクリーンで観れたのは格別の体験です。

社会人になってあまり通えなくなりましたが、健在で素晴らしい映画を提供し続けているようでとてもうれしいです。

【値段】
1300円で2本立て、座席指定です。

【注意事項】
コロナ対策で座席を消毒するために、上映が終わる度に、全員一度退室する必要があります。

【難点】
映画館の敷地面積が狭いので待合室がないこと。
座席管理はアナログで、受付にて紙で座席をしていますのでちょっとシステムが心配です。

【いいところ】
2本でこの値段は破格です。
映画サービスデー(毎月1日)は、なんと800円。
前後の座席間もゆったりしてます。
お客さんも子供がいない、といったら語弊があるが、皆マナーをわきまえている人柄多い印象です。安心です。
こういう特集が素晴らしい。

【立地】
JR・メトロ高田馬場駅から地上に出て、5分ぐらいかな。近いです。

2022年5月GWに、高畑勲特集を見に行きました。

昭和の雰囲気を保った定員153名の映画館。レトロな作品が納得料 (金現金支払のみ) で上映される。JR高田馬場駅〜早稲田通りを東へ≒500㍍右側にクリーム色の建物がある。皮肉なことに、駅〜の道は緩い上り坂の連続。一体いつ迄続くのかと思った頃映画館が現れる。余分なスペースは無いが 座席、トイレ は良く整備されていて清潔。　　　　　　'22.9.11

良い映画作品と出会える場所です。
1,300円で二本立てを見ることができます。
座席はチケットを購入する際に指定します。人気の作品は、発売開始の時間にチケット購入をおすすめします。
ずっと残って欲しい映画館です。

改装して座席もよくなりコロナ対策もきちんとしてとても良い映画館です。最後の名画座かな。まだ名画座沢山ありますがお客を大切に考えている。

未だに頑張る名画座の価値を残しているのは好感は持てるし、かつてはあしげく通った場所もコロナによって二本立てなのに一回ずつ入れ替え、席も指定席になり、何より飲み物以外は飲食禁止、と正直番組がよっぽどでなければ行く気も失せる様な雰囲気になりつつあり、映画館を取り巻く環境はますます厳しい。もうフラリ、と入れる世界ではないね。

仕事終わりの時間でラスト1本を800円で観れるのが憩いのひと時です。

令和の時代にもまだ残る貴重で稀少な映画館。時代もジャンルも幅広くカバーしており、コアな映画好きなら老若男女楽しめる筈だが、デートに使えるかというと相手を選ぶべきでしょう。