南砺市立福光美術館

棟方志功と石崎光瑶の常設展を観ました。素晴らしい作品で見入ってしまいました。
棟方志功は、青森出身ですが、７年も福光にいたのです。ビデオで力強い製作の様子が見れました。
石崎光瑶は、福光出身ですが京都で活躍しました。明治時代に立山の剣岳にも初登頂しているとは、絵だけでなく才能のある人だと思いました。
観覧券は310円でした。

当地 福光町出身の日本画家 石崎光瑤。
当地にゆかりのある青森県出身の板画家 棟方 志功。
両氏の作品が常設展示されています。
特に棟方作品は福光に疎開していた昭和20年からの6年間の短い期間ではありますが、暗い時代の中での創作にもかかわらず筆に生命の力強さや優しさ、祈りが感じられる逸品です。
地方の小さな美術館ではありますが訪れる価値はあると思います。

常設展は、棟方志功、石崎光瑤の作品。写真もオッケーです。
ホールから見える庭も、手入れされており、ずっと眺めていられます。
富山パノラマきときとジョイフルカードで入館料が割引になります。

山あいにある静かな美術館です。このまちに疎開していた棟方志功の作品が素晴らしいです。

自然を生かした山あいに建つ美術館…周りと溶け合い新緑が目を癒やしてくれます。館内も作品の鑑賞し易い経路になっていて　中庭には、沢山の野鳥が飛び　鴬など鳴き声が響いてきます。自然の中の景観が素晴らしい！

今日、11月2日はお天気最高、緑鮮やかな中にも紅葉樹が冴え、素敵なコントラスト。窓から眺めながら、美術館ホールでは、古楽器のコンサートが行われていました。企画展は、芹沢銈介氏の染織作品が展示されていました。なんと4日まで。静岡県出身人間国宝作家。いろはにほへとや、春夏秋冬がこんなに芸術性溢れる作品に画かれるとは、まさに目から鱗。食い入るように鑑賞してきました。常設展示の棟方志功氏の作品も石崎光瑤氏の作品も見応え十分。時間をかけてゆっくりとこころゆくまで鑑賞したいです。近くにこんなに素晴らしい美術館があり幸せ。

建物は変に凝った造りではなく立派な建物な雰囲気です。美術館らしく敷地に銅像やオブジェクトがいくつかありますし入り口付近には水が流れている中にオブジェクトか飾られたりしています。
入口に入り左手に受付がありますのでそこで入場料を支払います。
建物の中はとても静かで空調も快適でした。
１Ｆと２Ｆで展示物を鑑賞できます。１Ｆのロビーにはしっかりした椅子が並べられており外の景色を楽しむことができます。来場者が他にいなければ防音と静音び設備が凄いので無音で景色を楽しめます。
受付コーナーの横には小物も売られていました。きれいな絵ハガキを２枚購入しました。
ひっそりとした雰囲気の美術館でしたのでゆっくりと楽しめました。

秋の深まるひと時を素晴らしい版画と屏風絵に心奪われ、素晴らしい眼福のひと時をすごしました。ありがとうございました。庭園もよく手入れされており、楽しい南砺での思い出となりました。