高福寺

那須町高久甲〔高福寺〕には、〔奥の細道〕の旅で、芭蕉と曽良に２泊の宿を提供した高久家の墓所がある。境内に句碑が建っており、芭蕉と曽良の句が刻まれている。
高久村庄屋の家にやとりて
落来るやたかくの宿のほとゝきす　芭蕉
一と間をしのぐミじか夜の雨　曾良
大正２年（１９１３）に移されてきた碑。
高福寺から国道４号線を南へ１．５㌔ほどの所に那珂川に架かる〔新晩翠橋〕があるが、その東詰にも芭蕉句碑が建っている。
落ちくるや高久の宿の郭公　芭蕉
昭和５９年（１９８４）３月に当時の建設省が建立した碑。

那須の見どころのひとつ、那須高原病院の近くに芭蕉ゆかりの奥の細道に深く関わる高野山真言宗「高福寺」があります。参道には七福神また本堂の前には干支にまつわる石仏がたくさんありました。「芭蕉の句碑」や曽良の句碑、芭蕉が訪れたときにもてなした高久覚左衛門の墓もあります。

お寺の風情としてはイマイチだが、枝垂れ桜が見事。

松尾芭蕉さんの句碑があります。

真言宗。和尚さま親子が熱心で親切です。説法も素直に入ってきます。
手入れもよくされています。