大野駅

福島県双葉郡大熊町のＪＲ常磐線大野駅です。
常磐線全線開通に伴い新しい駅舎になり、とても綺麗で素晴らしい施設になりました。最後の写真は原子力発電所と共に発展してきた時の古い看板です。駅構内にポツント寂しげに立っていました。
西口と東口両方にエレベーターが設置されていてとても便利です。東口にはカーシェアリング用の電気自動車が設置されたおりました。

大熊町の鉄道の玄関口なんだと思いますが、駅前は西口も東口もまだ全然復興していなかったです。西口は盛んに工事をしていましたがまだまだという感じです。無料でトイレを使うことができます。

「清潔な新設バリアフリートイレ」「２階に休憩ラウンジ」「広い無料駐車場」「周辺に店舗なし」

駅舎は建て替えて立派です。
駅前は生活感も住民もいません。
それが現実
福島第一原発の最寄り駅

通り過ぎただけだが、手元の線量計で0.7μSv/hだった。隣の駅はよその地域と同じくらいの線量だったが、この駅の近くだけ高い。

大熊町の玄関口及び福島第一原発最寄り駅で、特急ひたち号も停車します。3月から無人駅になりました。駅周辺は帰宅困難地域なので寂しいです。交換設備ありません。

福島県大熊町。福島第一原子力発電所の最寄り駅。

駅の改札口奥に、線量計がありました。まだ高い値、隣の夜ノ森駅の1.5倍の数値、を示していました。

2020年３月14日に常磐線が復旧したものの、駅の周りは 帰還困難区域。2011年３月11日で 時間が止まったまま、手付かずの風景に囲まれています。

この風景を見ると
『この駅は誰が利用するのか？』
と 思ってしまう。

ちなみにこの大野駅は、大熊町の中心の駅なので、特急『ひたち』も停車します。

ものすごく強烈な風景の中に、復旧に合わせて新築された駅舎が異質なオーラを醸していました。
改札口の左隣には、真新しい、おしゃれな椅子が並べられた 待合室がありました。

2020年4月中旬に訪問しました。
ぜひ、常磐線に乗って、駅周辺を見に来てください。そして、復興がまだまだできていないことを感じてください。

この駅は、まわりに人が住んでいない
≪秘境駅≫
です。

駅は立派です。が、周りはすべて帰宅困難区域(実質立ち入り禁止)、現時点では使い途無。大熊駅ではないのは何故？
進入禁止箇所が多くてなかなかたどり着けませんでした。