於札内駅

豊ケ岡駅よりこっちの方が、より秘境駅にふさわしいと思う。
車で行くのが非常に困難。踏切で脱輪しそう。

駅舎にかかった、錆び付いた駅名標が歴史を物語っています。周りに何もありませんでした。

１回目は南下徳富駅から徒歩(半分以上小走り)、２回目は鶴沼駅から徒歩でした。
で、１回目は於札内駅の南側の細い道を進み、駅の手前に踏切を渡ると駅入口…なんですが。
踏切の先、雪掻きしてなくて積もったまんま。
この水野作場踏切以北は雪掻きはやってないという情報は掴んでたものの、駅の入口が塞がってるとは…。
でも、よく見ると、駅ホームのスロープを降りた所の線路側はちゃんと雪掻きしてあって、通れる様になってる。
これは…つまり…線路上を少し歩いて、そこからホームに上がれ、という事だ。
でも、それ、鉄道営業法第３７条に違反する行為なんだよね。
しかし、私が乗る列車が来るまで１０分切ってるし、次の列車はその２４時間後。
国土交通省と法務省とＪＲ北海道に「すまん。」と呟き、線路の上を移動し、駅のホームに上がった。
廃止になってかなり経ちましたが、思い出深い駅です。

北海道的には普通の駅ですが、秘境駅となっております（笑）

なぜこんなところに駅が...？
冬季は駅にたどり着くことさえ出来ない。

冬は踏み切りが通行できないそう。
どうやって利用しているのだろう。

最寄りの舗装道路から駅までが畦道っぽくなっています。

令和2年5月2日初訪問。予定より早く廃線されてしまいました。(本当は5月6日)残念です。