岩美駅

鳥取県岩美町にある岩美駅ですね。
岩美駅はJR西日本の山陰本線であり1910年（明治43年）6月10日に開業しました。
2010年に開業100周年とかなり古い駅です。
ホームは1番から3番まで有り山陰本線の待避所となってますね。
駅は赤い屋根が可愛らしいです。駅は無人駅でベンチ、駅ナカ図書館が有ります。
駅前の広場は広くて近くに観光案内所がありますね。
また、岩美駅等周辺は京都アニメーション制作の水泳アニメFreeの聖地のようですね。
聖地巡りかな？駅には若い女の子が多いなと感じました。
古い駅を取り壊して近代化が進んでますが、岩美駅は変えないで欲しいと思います。

赤い屋根のお洒落な感じな駅舎が素敵ですね。無人駅でしょうか出入りは自己責任です。駅舎内は綺麗で待ち時間は本を読め様になっていてアットホームな感じです。
上下線独立ホームで跨線橋で結ばれています。ホームの長さも6両編成は停車出来そうで特急にも対応出来そうな立派なホームです。
駅前は駐車場もあり、観光案内所もあり海、温泉、ジオパークを楽しんで下さい。

岩美町の中心駅であるが、明治期に開業した当時は岩美町はまだ存在していなかった。
そこには、城下町・浦富村（後の浦富町）と温泉街・岩井村（後の岩井町）の争いの歴史があった。
鳥取駅から延びた鉄道は東方面へ延伸する際に、海側ルートを主張した浦富と、岩井温泉を通る山側ルートを主張した岩井との間で誘致合戦が起きた。
しかし建設費が安いことや兵庫県城崎・豊岡の支持もあった海側ルートが採用されることになり、駅は折衷案として両村の中間辺りで当時は何も無かった場所に置かれることになった。
そして今度は駅名を浦富か岩井かでまた争いが起きたため、時の桂太郎首相により岩美郡にあることから岩美駅と命名された。
浦富町・岩井町などが合併して岩美町となったのは戦後になってからである。

鉄道の誘致に失敗した岩井町は、荒金銅山から鉱石を運ぶために岩美駅～岩井温泉駅～鉱山を繋ぐ岩井町営軌道を大正期に開業させ、これにより岩井温泉は活気づいたがやがて鉄道は経営難となり、さらに1943年の鳥取地震で鉱山が被災し休止、そのまま戦後に廃止となった。

駅前の岩美町観光会館で電動アシスト自転車を借りて浦富～東浜を観光されることをお奨めします。

R3.3.13から無人駅。自動券売機で定期も買えるけど、なんか寂しい。

人気のない駅です。
朝一と最終の特急はまかぜは、停車します。

「FREE!」の作中に登場する岩鳶駅のモデルとなった駅です。
かつては岩美町唯一の有人駅でしたが、現在は無人駅となっています。

2017年5月6日に訪れました。
風情のある所だと思います。