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玉川温泉

日本, 〒014-1205 秋田県仙北市田沢湖玉川渋黒沢

玉川温泉
旅館
4.4
1 レビュー
8 コメント
方向の指示
XP7F+6M 仙北市, 日本、秋田県
+81 187-58-3000
tamagawa-onsen.jp
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Kurukuru Oyatsu
Kurukuru Oyatsu2 年前
日帰り温泉を利用しました。温泉好きにはこの上もなく堪らない極上温泉だと思います。泉質、雰囲気、仕掛け、いずれも満足です。

■泉質
特殊成分が豊富なため泉質名が複雑で希少。酸性・含二酸化炭素・鉄(II)-塩化物泉。分類上は酸性低張性高温泉だと思います。1.13という水素イオン濃度指数は日本一低いとのこと。

源泉温度は97 ℃。源泉の大噴(おおぶき)は沸騰しているかのように大量に湧き出しています。白いにごり湯です。

飲泉所でお湯を飲むとウォとなる酸っぱさ。目に入るとしみて痛いので目に入らないよう注意が必要。

近くのビジターセンターを見学したところ、大噴の湯は普通の温泉と違ってマグマ由来の水が20%ほども含まれているのが特徴だそう。

この他、高い酸性度に起因して遊離成分が極めて多いのも大きな特徴と思う。塩酸型の酸性温泉であることも希少とのこと。

■お風呂
正真正銘の源泉かけ流しです。酸性度を弱めるために加水している以外は、循環ろ過なし、消毒剤添加なし。

ぬる湯、熱湯、50%源泉浴、100%源泉浴など沢山の浴槽あり。その他、気泡湯、歩行湯、打たせ湯、蒸気湯など色とりどりの楽しみ方を用意しており、仕掛けは素晴らしい。中でも寝湯が楽で気持ちよくて癒しになる。露天風呂は無し。

浴室は木材を多用しており、いい感じに古びて雰囲気も良い。洗い場は衝立があって隣を気にせず体を洗える。

■その他
脱衣所もロビーもエアコンが効いてないようです。真夏の訪問だったため入浴後、汗がなかなかひかず難儀。

ここから南側に若干離れたところに新玉川温泉があります。源泉が同じで浴室の造りもほぼ同類です。

先人から、ここは最後の最後にすがる思いで湯治しているお客がいるので慎ましく振る舞ったほうがいいとアドバイスを受けたことがあります。
こばを
こばを2 年前
強酸性の源泉100%は何とも形容し難い素晴らしさ。
日焼けや擦り傷などある場合は強い刺激に要注意!
飲泉もあります、が、これまたシュワシュワしませんが、口に含めば酸性の強さがわかります。
とにかく温泉は素晴らしい。
部屋は本館に宿泊。テレビ、冷蔵庫、トイレもないシンプルな作りですが、温泉を味わうことに特化すれば気にはならないはず。
一度訪ねたら忘れられません。
K.M
K.M2 年前
数十年前に何度か来たことがあり凄く良かったのでまた来たいと思っても遠く躊躇していた。今回は立ち寄りだけどなりましたが来れて良かったです。
以前の老朽化している建物を想像していたが外装内装ともにリフォームが施されていて想像以上に綺麗でありました。
日帰り入浴は10時〜15時までで料金は800円で入れる様です。
中には大きな浴場と足湯がありシャワーは20個ほどありある程度の人数に対応できます。
硫黄の成分で皮膚がヒリヒリするが特徴で注意必要です。でも肌がスベスベになり効果を実感できます。
風呂には硫黄50%と100%が用意されているが高温だと非常にヒリヒリするためぬるめに設定した方が良いです。
昔は湯治場の地元の人が利用していたみたいです。
今は遠くから治療も含めて全国から温泉を堪能する人も多く私もまた来たい場所の一つです。
Shöma
Shöma2 年前
念願の玉川温泉に宿泊です。
一泊二日の朝食付きプランにしました。湯治場所ということもあり、宿や食事は質素です。源泉は日本一の強酸性ということもあり、温泉はかなりピリピリしました。「源泉100%」の広い湯船が一つと、「源泉50%」の「炭酸風呂」「ぬる湯」など数たくさんのお風呂が楽しめます。その中でも個人的におすすめなのは、後生掛温泉が発祥ですが、玉川温泉にもある「箱蒸し風呂」です。箱の中から温泉蒸気が噴き出していて、木箱から首だけ出して温まるという、他人から見るととてもシュールなお風呂?サウナ?となっています。
メインの岩盤浴は時間帯のせいもありますが、貸切状態で最高でした。玉川温泉の売店でもゴザを買うことができますが、若干お値段するため可能であれば持参が良いと思います。
湯治をメインとしない方は、日帰りで岩盤浴を楽しむのが良いと思います。またいつか行きたい温泉です。
Three glasses
Three glasses2 年前
湯治部に宿泊。
部屋は8畳程。3人で泊まると布団でいっぱいになりますが、温泉がメインのため問題なし。

湯治部は部屋トイレともに決してきれいではありませんが、お風呂に近いという補って余りある大きなメリットが。

そして肝心の温泉。
塩酸を主成分とし、pH1.2という強酸性泉。胃液が1.5、レモンが2.5ですので、比較するとその強さがよくわかります。

そもそも塩酸って直接触っちゃいけないと教えられた気が…そこにハダカで浸かるんだから未知の体験です(笑)

部屋には入浴にあたっての注意事項記載の紙があります。湯あたりしたことないし、温泉に行くと回数、時間ともに推奨の倍以上浸かる貧乏性の自分ですが、ここでは注意に従い慎重に入浴しました。

最初は教えどおり入念にかけ湯をした上で50%に数分。刺激は感じず、ぬるぬるしたお湯で気持ちいい。

そして、椅子で少し体を休めた後、ついに本丸の100%に体を投入。温めで以外と刺激は感じない…?

………いや、ピリピリしてきたぞ!というか痛い!!デリケートなところに痛みが!!!折角なので我慢して浸かりますがすぐに断念、慌ててかけ湯にダッシュしお湯を浴びまくりますが、痛みがおさまらない!しばらくシャワーを浴びてようやく痛みがおさまります。

恐るべし、玉川温泉!
今まで、どんなところでも平気でしたが、自分の弱さを思い知りました。。

チェックアウトまでに何度も入ったものの、痛みは最後まで慣れませんでした。

いずれも個人の感覚ですので、入浴の際は慎重に。

すどまりで予約したものの、結局当日に食事をつけました。
夜2000円、朝1000円でしたが、湯治場という性質上肉や魚などは少なく、野菜中心の体に優しい食事でした。値段相応で悪くなかったと思います。
UGM
UGM2 年前
温泉好きな方は絶対に一度行くべきだと思います。
関東、遠方から行っても価値ある場所です。
強い酸性のお湯は、弱酸、源泉50%,100%等に分かれていて自分に合った入り方もできます。
雪が降ったタイミングで行けたので景色も素晴らしかったです!
自然の岩盤浴をされているのにはびっくりしましたが玉川温泉だからこそできるのですかね?
素晴らしい!
越後屋代官
越後屋代官2 年前
国内一の強酸性温泉であり、湯治場として人気が高い宿です。旅館部と自炊部に分かれており、料金が安い自炊部に泊まりました。

【部屋】
自炊部の部屋は非常にシンプル。小さな部屋に、扇風機と棚のみが設置されています。テレビなどはありませんが、ここは温泉と向き合う宿なので、このくらいが良いのでしょう。
設備が充実した部屋が良い方は旅館部の方をオススメします。

【温泉】
木造のかなり大きな浴室で、様々な湯船かあります。源泉100%の湯船、50%の湯船、弱酸性の湯船、立ち湯などなど。
100%の湯船は、皮ふの弱い部分がかなりピリピリします。肌が弱い方は50%や弱酸性の湯船で体を慣らすのが良いでしょう。

秘湯ですが、シャワーやカラン、アメニティはしっかり完備されています。

【食事】
今回は夕食付のプランを予約しました。
夕食はバイキング形式。メインとなる肉または魚料理は一皿のみ選択可能。その他の料理は食べ放題です。メインとしてポークカツレツを選択。バイキングにはきりたんぽ鍋、稲庭うどんといった秋田名物に加え、野菜中心のサラダやおかずが充実。大満足でした。

【設備】
何ヵ所かに洗濯機と乾燥機があります。ただ、湯治宿という性質上、利用者が意外と多く、空いている洗濯機を探すのに苦労しました。
KOHEI SHIRAI
KOHEI SHIRAI2 年前
かなり前から行きたいと考えていたものの、なかなか遠く躊躇していたが、夏休みを利用し遂に念願を叶えることができた。
事前にホームページ等で確認していて、老朽化している建物を想像していたが、外装内装ともにリフォームが施されていて、想像以上に綺麗であったのが1番驚いた。
日帰り入浴は10時〜15時までで、料金は800円。中には大きな浴場と足湯がある。
シャワーは20個ほどあり、ある程度の人数に対応できる。
硫黄の成分で皮膚がヒリヒリするが、肌がスベスベになり、効果を実感できる。
風呂には硫黄50%と100%が用意されているが高温だと非常にヒリヒリするため、ぬるめに設定してあるとのこと。長風呂派の自分として、この温度設定は非常にありがたかった。
ひとつ難点と言えば、やはり遠いところであるが、これは致し方ない。遠いからこそ事前にしっかり下調べ等の準備をして、温泉を堪能するという意気込みを持って行くことをオススメする。
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