シムクガマ

沖縄旅行の中で一番訪れて良かったと思える場所でした。
綺麗な沖縄があるなかでこの様な場所に来ることに意味があると面白います。
この暗い洞窟の中で恐怖に怯えながら数百人が生活のことを思うと胸が痛くなります。
中に一本の蓮が咲いていました。
ガマのことはネットで調べて知っていましたが実際に訪れることで肌で感じて学ぶことが出来ました。

シムクガマへの場所が分からなかったのですが、
要所２ヵ所で犬の散歩と、個人の散歩に出られた方がいらして、
道を尋ねて到着。この２人に出会えていなければ…
ご縁を感じました。
シムクガマへの道に小さく、案内板が出ています。
ココ、草刈りをしていないこともあるそうなのですが、
綺麗に草を刈っており、ハブさんの出現に対応できまする。
ガマまでそこそこ距離がありまして、
ツルッツルの道を下って行きました。

訪問時は雨が降っていた為足下注意でした。
川沿いの土の道を降って行くとその場所はあります。
当時の状況に思いを馳せながら改めて平和な今に感謝させられる場所です。
この場所ならアメリカ軍が海より大量に攻めてくるのが一望出来た事でしょう。ガマに逃げ込む気持ちを思うと胸がつまります。

数々の沖縄戦の悲劇の中で英語に精通されていたハワイ帰りのお二人の活躍により1000人の人々の尊い命が救われたガマで救命洞窟の碑があります。ガマ内立ち入れますが真っ暗なので強力な懐中電灯が必要です。また駐車場、トイレもなくガマまでの道は足場も悪いのでシューズ、ヘルメット、軍手なと対策が必要です。沖縄戦の史跡です心静かに平和への願いを胸に訪れて下さい。

太平洋戦争時にこのガマに隠れた人達は通訳出来た日本人のおかげで集団自決を免れた場所です。約1000人近くいたそうです。あまり人が行かないところですが一度は行ってみてください。但しハブ注意なので長ズボンは必須です。

雨天時には足元が非常に悪いために注意が必要。1kmも離れていない距離にあるチビチリガマとは真逆の展開が起こったために避難民1,000名の命が助かった場所でもある。救命洞窟之碑が建立されている。

場所が少しわかりにくいですがGPSで探して行ってみて下さい。昔の儘の雰囲気が残るガマ。多くの人が助かった場所なので少しは気持ち的に安心できるかな。いずれにしても沖縄戦の悲惨さを感じることが出来ます。

202010071000
Google マップに対応している。
看板があるところまでは来たが（当初、草に隠れて見つからなかった）、草が伸び放題且つハブに噛まれる危険性があるため、止むを得ず断念。

維持費のためのお金を収集していただいて結構なので、草を刈る等、最低限の管理をお願いしたい。
観光地化するべきではないが、歴史を学ぶために必要な場所であり、また遠方から訪問しただけに残念。