浪江駅

駅内にももいろクローバーZやサンドウィッチマンのサインなど飾られています。浪江も帰還困難区域でしたが徐々に賑やかになって来ています。少し離れたところにに道の駅なみえやイオンもあります。美味しい食事所もありますよ

福島県双葉郡浪江町のＪＲ常磐線・浪江駅です。なみえイルミネーションとして2022/12/15〜2023/1/15まで点灯予定です。
とても綺麗で素晴らしいです。

JR常磐線の駅。特急停車駅だが、駅員さんは常駐していないようだ。

言わずもがなのDASH村と震災で有名になった町の駅であり、ここから南側の駅は降りられても住むことは出来ません。実用的な駅としては原発の最寄りですね。
乗り換え駅でもありませんので近辺を巡った感想を書かせていただきます。

まず…被災地の廃墟をイメージされている方も多いでしょうが、立派に生活が成り立っており決して可哀想な町ではありません。
活気のある町とは言い難いですがコンビニやスーパー、飲食店もあり、少し田舎に行けばこの町より寂れた市町村は全国に沢山あります。
ただ、よく見ると通りかかる車の多くがトラックや業務用のバンであり、現在のこの町が除染に従事されている方で成り立っていることが分かります。少し皮肉ですね。

徒歩で15~20分ほど東に町役場とイオンがあり。イオンは平屋で大きな店舗ではありませんが、日用品や薬など必要とされる物は全てある印象です。一般的なイオンに比べ缶飲料など日持ちする売り場が少し大きめかな？
すぐ横に大型のガソリンスタンドがあり、国道を挟んだ先には新しめのホテルがあります。観光以外でも除染に来られる方の需要がありそうですね。

イオンからガソリンスタンドを過ぎた先には大型で綺麗な道の駅が。こちらも作業着を着た方が多く結構賑わっていました。
レストランで本場のなみえ焼きそばが食べられますよ。無印が入っていたり、地場のお土産なども豊富で楽しいところですね。

ここから駅まで戻ると…最低限の見物でも往復1時間はかかってしまいますね。特急と各停を乗り継ぐ場合は時間に余裕が無いかもしれません。
駅前から無料のバスも出ていますが、夕方以降だけのため観光には使えなさそうです。タクシーが止まっており(電車が出たらすぐ離れられましたが)ますので、いれば片道だけはタクシーというのもありです。1台だけ、タイムズカーでは無いマイナーのカーシェア(シェアモビ？)もあります。契約しているなら使うと便利ですよ！

2021年8月現在、浪江町は逞しく生きていました。

駅前はタクシー乗り場が整備されている他、かつて実証実験でオンデマンドバスも発着していたそうです。駅の券売機は問い合わせ対応可能でみどりの窓口の代役可能です。

無人駅です。
suicaが使えますが、浪江駅を境に首都圏エリアと分かれているらしく、上りの場合はsuicaが使えます。
しかし、下りの場合は自動改札が使えません。切符を買ったほうが無難です。
にわかには理解しがたい状態ですが、写真のような区切りのようです。

浪江町の玄関口で3月から無人駅になりました。特急ひたち号停車でもあり、東京方面からSuicaが使える最も遠い駅。以前は駅前からJRバスが走っていて、福島駅まで行っていました。

駅舎の中が新しくなっていました。浪江駅ではSuicaは使えなかったので注意が必要です。駅前に「高原の町よさようなら」の歌碑があり石段の上に乗るとメロディが流れます。