吉野神宮駅

近鉄吉野線の駅で、終点吉野駅の1つ手前です。
盲腸線の終点の1つ手前というと、あまり賑わっていない駅が多い印象ですが、ここはそんなことはなく特急も停車します。
駅舎も近鉄にしてはまずまず立派な方かな。

なお駅名になった吉野神宮へ行くとなると、歩道のない上り坂を延々上る羽目になるので、バスかタクシーを利用したいところです。

バスは便数多くありませんが、200円で吉野山まで行けるので、時間が合えば吉野駅→ロープウェイで行くルートより安くつきます。

吉野神宮への最寄り駅ですが、駅前からしばらくして急な山道になり歩道もなくなります。参拝の際にはタクシーを利用するのも一つの手です。

この駅から県道39号線を歩き宮瀧へ向かい、象(きさ)の小川沿いの山道を進み吉野山の青根ヶ峰に行くコースがお気に入りです。

無人駅🚉で小さな駅でしたが、駅前には飲食店が思っていたより多いと感じました。

無人駅です
トイレあります
券売機もあります
ビタパで入出場出来ます

特急、急行、色々と停まる駅ですが、長閑な雰囲気です。

2021年1月6日から無人化されました。

駅舎(西側)のある3番線はあべの方面、構内踏切を渡った2番線は吉野方面です。待合室は駅舎内に、トイレは3番線のあべの方面側にあります。
1番線は2番線ホームの東側ですが、手すりが設置されて久しく欠番です。
かつての1番線および貨物線がありこれらはレールも残っています。貨物線のホームは今も残っており駐車場になっています。県道の踏切改良工事のさいにポイントが撤去され完全に使われなくなっています。

全列車（そもそも特急と観桜期の臨時快速急行以外は吉野線は全駅停車ですが）が停車します。

駅前は広場でタクシー乗り場がありますが、常にタクシーがいるわけではありません。電話ボックスがあるのでタクシーがいなかったらそちらで呼べますが、台数が少ないので運が悪かったら結構待たされるかも？。
本数は少ないですが吉野山方面のコミュニティバスがありますが、観桜期は確か一部運休します。（吉野山内が車両通行止めになるため）。

吉野神宮の最寄り駅ですが、吉野神宮から吉野山への道中特に見どころはありませんので、吉野山だけが目的なら吉野駅から登った方がいいですよ。歩くとなると吉野駅から上がってくる道の七曲り合流地点まで3kmで1時間ぐらい掛かりますし、さらに黒門や銅の鳥居がある急峻な坂を登らないといけないので。

特急停車駅(特急乗車には特急券が必要)ですべての電車が停まります。乗車券は自動券売機・窓口で、特急券は窓口でのみ買うことができます。ICカードにも対応していてトイレもホーム内にあります。周辺には後醍醐天皇を祭神とする吉野神宮(駅から1kmほど)があり、春には桜の名所として多くの人が訪れます。また、桜で有名な吉野山もあります(吉野山の最寄り駅は吉野神宮駅の次の駅である吉野駅ですが吉野駅は桜の季節はとても混雑します)。吉野神宮駅のすぐ近くにタクシー乗り場もあるので駅周辺の移動も便利です。