駒ヶ岳駅

開駅は1903年（明治36年）6月28日。当初は「宿野辺（しゅくのべ）」を名乗りました。
「渡島富士」の別名を持つ道南の秀峰、駒ケ岳を望む交換可能の無人駅です。
特急列車、貨物列車が頻繁に通過します。周辺は農業地帯。駒ケ岳郵便局、保育園があります。
正午には「エーデルワイス」のメロディーが流れて時を告げます。
写真は函館ゆき普通列車（4832D）キハ40形1700代ディーゼルカー。
2023年春に引退するノースレインボーエクスプレス使用の臨時特急ニセコ号（8012D）はここで運転停車。札幌ゆき特急北斗11号（11D）と交換します。（2022年9月25日）

登山客と周辺住民が乗降するだけ
駒ヶ岳を眺めるなら他にもスポットはあります

2021年10月初訪問。
乗った普通列車がこの駅で対向列車交換の為、長時間停車になったので、チラッと駅前散策してみました。
森からこの駅まではあからさまな急勾配。駒ヶ岳を望みながらかなりの勾配を登っていきます。函館方面の貨物列車がこの区間を走らない理由がわかります。
登った先にあるこの駅は、駅名だけは旅愁を誘うものの、駅舎も新しくなっていて、特にこれと言って見所はありません。が、駅前には人家と保育園が！保育園があるということは、この周辺には若い世代の家庭があるということ。なんだか安心しました。
まあいずれにせよ鉄な人の場合、わざわざ来るほどの面白みのある駅ではないですね。

駅の入口は片側しかありません。無人だから反対側からも入れます。バックに駒ケ岳見えますが、あいにく曇りでした。

駒ヶ岳の眺めは良いです。

ここの売りは駅舎横の便所です。
案内看板はありません。
男女共用、
大はボットン
小は壁当てです。
誰も使わないからか、臭いはありません。
40代以上の方は意味わかるでしょう。

駅名標を撮るためだけに来訪。
なんか怖い(^^;

普通列車に乗ると当駅で特急と交換待ちすることが多い。
長時間停車する時はホームに降りてみよう。駅舎に思い出ノートがある。